コスメにうたわれている美白成分とはメラノサイトがメラニン色素を作るのを邪魔する成分です。またできてしまったメラニンを出来るだけ早く皮膚の外に排出するのに有効な成分でもあります。美白化粧品とうたっているものの中でも、医薬部外品とそうでないものがあります。医薬部外品は効果効能をうたう事ができます。たとえば、“日焼けによるシミ、ソバカスを防ぎます”と効能を書く事ができます。しかし、医薬部外品以外でも効果のある化粧品はあります。それは、メーカーが医薬部外品の指定を受けるための費用や時間をかけないと言う方針のところもあるからです。厚生労働省が医薬部外品の有効成分として認めたものは代表的なもので16種類あります。4MSK、t-シクロアミノ酸誘導体、アルブチン、カモミラET、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、ルシノール、Dーメラノ(TM)、TXC、エナジーシグナルAMP、コウジ酸、ニコチン酸アミド、リノール酸、ロドデノール、油溶性甘草エキス(グラブリジン)、ハイドロキノンです。
これらの有効成分が配合されているものはメラニン合成を押さえる物として一つの目安になります。なお、シミ対策は出来る前の予防がとても大切になります。季節を問わず、毎日使うようにします。